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ウェブ上のネガティヴなコメントは、少数の「冷静で建設的なコメント」と、その他の「内容よりもコメンテイターの被害者意識のほうが強く迫ってくるコメント」に分けられる。

 後者には被害者意識丸出しの権利主張系もあれば、上から目線の高飛車なコメントもあり、冷笑的なコメントもある。全部ひっくるめて、書き手たちはパトス的な納得や共感の輪からはじき出されたことで傷ついている。

 ちなみに上から目線で冷笑的、とは私の文章にも当てはまるようなので、私もいろいろ傷ついているのかしら。まあそれは置いておくとして。

 で、この忙しい世のなかで人がご苦労にもネガティヴなコメントを書くということは、「私はこんなに傷ついているんですよ」と(本人そのことに気づかぬまま)主張する行為となっている。

 コメントの内容はこのさい関係ない。そもそもわざわざネガティヴなコメントをするという行為それ自体が、その人が意識せずとも感じているストレスや傷の徴候なのだ。少なくとも自分の狭い経験では、ウェブ上での批判を読むと、当方の発言がその人を傷つけてしまったことがよくわかる。