yuco:
現場に到着してみると、道路の真ん中に大きな下水のマンホールがあり、フタにある小さな穴からスズメが顔を出しています。相談者を含め近所の方数名が、不安そうにスズメを見つめています。ある方は、スズメがひかれないよう、通行する車に注意を呼びかけています。
助けるには、マンホールのフタを開けるしか手立てはありません。しかし、残念ながらすぐやる課はそうした道具を持っていません。知恵を借りようと東京都の鳥獣保護担当に問い合わせてみましたが、「どこからか入ってきたのですから、そこから出て行くはずです。」との答えでした。そこで、最後の手段として東京都の下水道局に事情を話し、フタを開けてもらうようお願いしたところ、幸いにも「分かりました。30分で行きます。」との返事をいただきました。
しかし、そうしている間にもスズメは衰弱していきます。
見かねて、近所の方が少しでも体力が回復するよう、穴の縁にお米を置いたところ、スズメは何粒か食べてくれました。待つこと20分。予定より10分も早く下水道局の方が到着し、すぐにフタを開けてスズメを助けてくれました。スズメは何事も無かったかのようにマンホールから飛び立ち、近くの神社の森に向かって元気に飛んで行きました。
皆さんは「良かった。良かった。」と互いに言い合い、レスキューしてくれた下水道局の職員にお礼を述べられました。
すぐやる課は、皆さんの笑顔に見送られながら、清々しい気分でその場を後にしました。
